本棚のスライド可動式はしご(スチールと木のコラボ)

小さな書庫の横スライドの可動式はしご

スライド(可動式)するだけで住宅内の使える空間もグッと広がる

この場所は住宅の中にある中二階スペース。

決して広いスペースではありませんが、壁一面を本棚として製作をされています。

休日にここで読書をするのも良し。

1日の終わりに

1階から2階に上がる時に本を1冊選んで寝室に向かうことも出来ますよね。

書庫のスライド可動式はしご
中二階にある書棚のスライドタイプのはしご

今回は、この限られた空間の中

本棚に取り付けるスライド可動式のはしごを製作させて頂きました。

横スライドの可動式はしごの製作条件

  1. スライド可動式はしごの移動幅は本棚いっぱいいっぱい
  2. スライド可動式はしごを手で楽に動かせるように
  3. スライド可動式はしごの角度は出来るだけきつく(急)
  4. スライド可動式はしごを使用する際の安全性の確保
  5. スライド可動式はしごのステップには木を使うこと
スライド可動式のはしご
スライドレールは本棚の枠に合わせて固定

1.スライド可動式はしごの移動幅は本棚いっぱいいっぱい

スライドをするレールは約2mの位置に本棚の枠を下地としてセット致しました。

そして、左右が壁なので、壁に接触する前にスライド可動式はしごが止まるようにレールのストッパーを調整しています。

2.スライド可動式はしごを手で楽に動かせるように

スライド可動式はしごの下部にはキャスターを取り付けているので指一本でもスライド可動式はしごを動かせます。

3.スライド可動式はしごの角度は出来るだけきつく(急)

この場所は1階から2階への動線となっています。よって、角度をゆるくしてしまうと通路が通りにくくなってしまいます。その為、スライド可動式はしごの動作に影響が出ない範囲で角度をきつめ(急)にしています。

4.スライド可動式はしごを使用する際の安全性の確保

ある一定の荷重が掛かるとスライド可動式はしごのキャスターにはロックが掛かります。よって、スライド可動式はしごの上ではしごが動いて体のバランスを崩すということがありません。また、スライド可動式はしごの縦桟の両側にはしっかりと握れるように手すりを設けていますので安心です。

5.スライド可動式はしごのステップには木を使うこと

木を使う理由は、スチール材だけではどうしても冷たさが出てしまうので、温か味を感じるようにというのと、本棚との一体感を出すために同じ材料と仕上げとなっています。この点に関しては家具屋さんとのコラボ作業となります。

木のステップには滑り止めの溝も付いています。

木のステップは極力薄く、本棚のカラーと同化しています。

スライド可動式はしごの動画